大腸内視鏡検査は、苦痛がなく、手軽で安心
大腸検査については、バリウムを用いる注腸検査と、カメラを用いる大腸内視鏡検査の二つの検査方法がありますが、当院では後者の方法を最優先に行っております。大腸癌の多くのものは、ポリープが進行したものと考えられております。ただし、早期発見・治療でほぼ安心なのが特徴。だからこそ手軽な大腸内視鏡検査をお薦めします。
電話か来院の上、お申し込み下さい。
TEL(052)701-1121
※検査前の下剤の飲み方についてご説明させていただきます。
予約時に来院時間をお知らせしますので、その時間に受付の所へお越しいただき職員の指示をお待ち下さい。
更衣室にて検査着に着替えていただき、内視鏡検査室にて開始。
内視鏡挿入時にはリラックスしていただき、ご質問があればご遠慮なくお聞き下さい。
観察の結果、異常がなければ検査終了です。
大きさ・形および場所により異なりますが、切除可能のポリープであれば、直ちにカメラで切除(ポリペクトミー手術)します。ほとんどの方は入院なしで切除出来ます。
カメラの映像をその場(同時映像)で見ていただき、異常があれば直ちに説明を行います。異常がなければ検査終了で、直ちに内視鏡診断も完了します。ポリープを切除した場合、良性か悪性かの組織検査の結果が10日程度前後に出ますので、再度ご来院ください。
院長から説明をさせていただきます。
大腸内視鏡検査とは、電子内視鏡により腸の内部を拡大観察する検査。
従来より行われてきたバリウム検査との大きな違いは、専門医の目で大腸内部を直接観察できる点にあります。
そのため、従来の検査では発見することが困難であった、数ミリ程度の小さな病変や、また隆起のない病変をも発見できることが特徴です。
内視鏡検査の結果、ポリープが発見された場合、同時映像で患者さんに見ていただき、患者さんの同意をいただければ、すぐ切除することができます。
ただし、 大きさ・形により切除範囲が大きくなる場合は、入院が必要になることがあります。
その際には、直ちに映像を見ていただき説明いたしますのでご了解ください。
今までの検査方法では、大腸の中を空っぽにするために、検査前日から食事制限を行う事が必要でしたが、当院は前日寝る前の下剤の服用と検査当日の朝1,000mlの下剤の服用だけで大丈夫です。
当院の内視鏡検査の場合は、当日朝の食事制限だけで、検査終了後は食事をとって頂いて大丈夫です。
しかも直接検査に要する時間は20~30分程度と、極めて短いことも、内視鏡検査ならではの特徴です。また、ポリープが発見された場合の切除手術を含めても、所要時間は40~50分程度で済みます。
手術後のケアも極めて楽で、ほとんどの方は外来だけでご帰宅いただけます。
当院では、感染予防、安心・安全の検査をお受けいただくために内視鏡検査器具の消毒・殺菌を徹底して行なっております。